(やべぇ・・) (どうしよう、本気だよ!止めたほうがいい?) (なにをしようと無駄。僕らに出る幕なし。) 本気で怒る楽も怖いけどTRIGGERで1番怒らせてはいけないのはマネージャーだ。 3人とも痛いほどそれは分かってるから背中を冷たいものが伝っていくような感覚に苛まれた。 そして案の定そこからマネージャーの猛攻が始まった。「さっきから黙って聞いてれば本当あんたむかつくわね! 誰が失敗作よ?それに代えがきく?諦める?そんなこと思った時点であんたにアイドルを語る資格なんてないわ! 九条天の代わり?はっ!!冗談も大概にしろってのよ!代わりなんていない。 この子が自分で勝ち取ってきたものはそう簡単に誰もが手に入れられるものじゃないわ。 この子だから出来た。この世でたった1人の価値ある存在だわ。それにTRIGGERはあんたなんかに負けないわよ。 私は毎日一緒にいて誰よりも近くでこの子たちの成長と可能性を見てきた。 この子たちはまだまだ上に行ける。自分の育てたアイドルを信じられない、 守ろうともしない時点であなたはプロデューサー失格よ。 アイドルは人の愛情や想いを全面で受ける。いいことも悪いこともね。 人気が出てくると悪いことの方が多いかもしれない。 だからこそ一番身近にいる人が信じてあげる。 誰よりも近くで、その子の絶対的ファンでい続ける。 それがプロデューサーやマネージャー。 支える側の役目よ。そんなこともわからないあなたにとやかく言ってほしくない。 本当不愉快だわ。さっさと書類書いてちょうだい!! 書いたらもう2度とうちの天に近づかないでいただけるかしら。」