あーあ、変な想像したから現実になっちゃったのよ。正直私、この子可愛いと思わないし。『いらっしゃい、あ、晩御飯食べますか?今からなんですよね』無口って…恥ずかしそうに首を縦に振る?いやそれ別にあざとくないよ、可愛くない。顔面偏差値なら貴方が50、私が78ぐらいでしょ。元は自画自賛して良い顔面に恵まれて、体型は努力で成り立ってるのよ。身長は150前半に見えるのにそんな脚が太かったら体重50後半はあるように見えるわよ。さとみくんはもっと美しいの。少なくとも容姿は、貴方に釣り合うわけないでしょう?『そう言えば今日私に言ったわよね、夜に会いましょうって。この事だったのね、ふふ』「そうなの?ゆきよ」ゆきよ、ねえ「うん、さとみと仲が良いって言われてて、今日が良い機会かなあって」さ、と、み、?『えー、さとみくんのこと呼び捨てなんだ。良いな私もそうが良いのに』さりげなくマウント取ってるじゃない、気色悪い、ウザッたるい、気持ち悪い。私と同じぐらい性格悪いと私は察知した。「あはは、私は婚約者なので」『そうね、私はたかが三歳からの幼馴染みだから…さとみくんのことを誰よりも知ってる、それぐらいしか長所は無いもの』口悪いとかどうでも良い、あーあ。負けてらんねえなあ