非合法ロリミルク・・・と少しだけがっかりしたようにポツリと呟いた天に、整わない荒い呼吸をしながらりくのおっぱい、みるくでないからてんにぃきらいになった?と陸がぐすぐす泣き出すので慌てて出なくても好きだよと弁明する。「ほんと・・・?」 「ほんと。陸のだったらなんでも好きだよ。それにミルク・・・母乳がでるようになったら多分陸が妊娠したとき・・・」 「ッヤダ!!」 「り、く・・・?」 「ヤダァ!なら、みるくでなくていいっ!」突然の陸の豹変に天は目を丸くする。ガバッと起き上がって天に縋り付くように泣き出した陸の背中を優しく撫でながら急にどうしたの、と問う。「だって、りく赤ちゃんいらない・・・」 「!・・・どうして?」 「天にぃはりくのだから。りくだけの天にぃだから。赤ちゃんにだって天にぃはあげない。」 「そう・・・。じゃあボクと陸は本当に両想いだね?」 「・・・え?」 「ボクも陸との赤ちゃんはいらないと思っていたからね。出来たとしても堕ろさせるつもりだったし、陸も望んでいないのなら好都合だ。よかったよ、陸がボク以外を望まない子で。」本当にボクを喜ばせてくれるいい子だね、と頭を撫でれば嬉しげに目を細める陸が、天の望む通りに成長してくれていてとても喜ばしかった。「陸、愛しているよ。だからこのままボクの手の中で溺れていてね。」ずっと、ずっとずっと、永遠に──