僕には彼女がいる。とても可愛くて、清楚で、自分にはもったいないほどの子。付き合いは誠実で、手をつなぐ以外の接触はしなかった。というのも、僕がヘタレでそれ以上のことができなかった。でも、思春期の僕はキスや性的行為をしたいって気持ちはある。彼女とできることなら、そんな事を考えながら悶々とする日々。その日々の途中にアイツは現れたんだ、僕の夢の中に、サキュバスを名乗るアイツが。大人っぽくて胸が大きくて露出の高い服を着た、彼女はとあるゲームを持ち掛けてきた。「クリアすればこのまま目を覚まさせてあげる。でも、できなかったらその時は罰ゲーム。そもそもゲームを拒否した場合は、二度と目を覚ますことはできないから」そう脅された僕は、若干恐怖心を抱きながらもゲームを受けるしかなかった……