一通り各々が決め終わった頃を見計らい、三月が再びグループから外れた。「それでは各々の呼び方も決まったところで、ここからはRe:valeのお二人にお返しします!」 「はーい!三月ありがとね!」 「それじゃ、最初のゲームに移ろうか」 「そうだね!ファーストゲームはこちら!『よく聞いて!イントロ当てクイズ』〜!」ババーンという効果音が付きそうな大袈裟な振りで、百が発表すると、千が続けて説明を始める。「タイトルの通り、イントロを聴いて何の曲かを当てるゲームだよ」 「このゲームはグループ内の誰が答えても良いからなー!」 「ちなみにゲームには僕達も参加するからら、進行は天の声がやってくれるよ」千の言葉に、陸が驚きの声を上げる。「えっ⁉︎天にぃの声⁉︎」 「違いますよ七瀬さん、この場合はナレーションの事を指すんです」 「なんだぁ、違うのか…」 「りっくん、なんかがっかりしてる?」 「陸くんは九条さんの事が大好きだからね」