最近、地元の企業から突発的に依頼される配送が多いことに気がつき、これにいつでも対応できることをセールスポイントに、24時間対応の「配送コンビニ」ができないか検討してみることにし、新事業の責任者を貫太郎に指名した。
この新事業は、いわゆる副業的な事業ではあるが、利益率が高く見込めるので、広告の仕方次第では可能性があると感じている。
貫太郎は、このようなサービスがどれほどあるか主要顧客である取引先や信頼できる知り合いに打診をしてみた。
この事業を実行するに当たっては、24時間対応できるシステム構築や新たなドライバーが必要なこと、小口配送のための軽トラやバイクが必要で投資が必要になるなど課題が多くあることが分ってきた。
しかし、貫太郎は十分市場はあって利益も見込めると踏み、本事業を2代目としてチャレンジしていくことを心に決めた。
親父を超えるには、若さと体力を生かすことだ。新事業に不安もあり、困難なことも多くあるが、なんとか実現すべく取り組む毎日である。