ブランドサインを活用しましょう
ブランドサインとは、ブランドのマークの入っているPOPのこと。
いくつか種類があり、
● 楯タイプ →バッグのブランド売場でよく見る。
透明アクリルや金メッキになっているものが多い。
● タペストリータイプ →バックの壁面につるす。
あるいは、ペナントのように小さくして、T字スタンドにつるす。
● 額縁タイプ →額に入れる。額が金メッキになっていることもある。
● ボードタイプ →量販店でよくメーカーが持ち込む縦30×横90cmのもの。
スチレンボード仕様になっているものが多い。
● オブジェタイプ →老舗の和菓子店など、昔の看板をリメイクしたもので お店の入り口によくある。
● のれん、のぼり →お茶・和菓子など老舗の食品メーカーなどが多い。
お店の前に掲げる。
など、いろいろなタイプがあります。
このようなブランドサインは、百貨店の1Fに入っているブランドショップには必ずといっていいほど設置してあります。
でも、私が言いたいのは
「ブランドが浸透していないお店やメーカーほど ブランドサインを用いたほうがいい」 と思います。
なぜでしょう。
それは、ブランド名を売場で何度となく告知することにより、名前を知っていただく必要があるからです。
貴社は、バッグのメーカーでは後発かもしれません。
貴社は、数年前にできたケーキ店かもしれません。
ロゴデザインを決定し、これからブランドをもっと高めていこう・・・という気のあるお店やメーカーはロゴデザインを売場で最大限に掲げましょう。
売場で展開している商品が個性的、特徴的であればあるほどブランドサインと商品をいっしょにいつも見てくれるお客様は、ロゴに愛着を持ちます。
PP(ポイント・プレゼンテーションのこと。小さいディスプレイ)やVP(ビジュアル・プレゼンテーションのこと。大きいディスプレイ)に混ぜて、オブジェにしてしまうのです。
※ VP,PPとは
http://www.oval-link.co.jp/vmd.htm
PPやVPのようなディスプレイに足を止めていただくお客様には、オブジェとしてロゴデザインを記憶していただけるはずです。
そして、売場に何回も訪れていただくようになると、自然とブランドネームを覚えていただけるでしょう。
そうしたら、シメタ!! ものです。
また、売場でのブランドサインは下記のようなケースでも活用できます。
それは、専門メーカーでも、新たな分野の商材を扱ったときにその売場でもブランドサインを使用します。
たとえば、アパレルブランドが、知育玩具に進出した場合。
アパレルでは知名度高いのですが、玩具では知名度はまったく0 。
そういう場合は、特に玩具ディスプレイにブランドサインをおきます。
そうすれば、お客様は
「あ、このメーカー、服で有名だけど、おもちゃもやっているんだ」と、興味を持ってくれます。
ブランドサインは、商品に付加価値をつけてくれるPOPに他なりません。