では、最近若年層を中心に人気が出てきたŹOOĻを使うのはどうかという案も出たが、彼らを使用するという案は早い段階で却下されてしまった。 なぜならば好戦的な彼らの行動や発言は固定の層以外の受けが良くない。 それならば、ということで白羽の矢が立ったのがIDOLiSH7だった。 キミと愛ドリッシュないと!という自分たちの番組を持っているので収録にも慣れている。 それに人数が多いので、全員は無理でも数人は収録の際になんとか予定をつけられる。 知名度や人気に関してもTRIGGERにひけを取らないほどあるうえに、好感度に関しても若年層を中心に幅広くあり、イメージも良好だったので数字的にも期待ができそうだと判断されて声をかけられた。 本人たちは驚いたが、以前万理がIDOLiSH7は7人それぞれ個性もあり、グループ内でユニットもあるので言ってしまえば番組的にも非常に使い勝手もいいので、これから個人やユニット指名も含めて色んな番組のオファーも多くくるかもねと話されたことかがあった。 話をもちかけられた際、学生組はさらに忙しくなり、陸も体力的な面で心配がないわけではなかったが、単純に自分のグループが人気になることは嬉しかった。 ただ1つだけ気になることをのぞけば…。 その1つだけというのは、なぜか最近突然増えた陸単独でのオファーのことだ。 元々陸の固定のファンもいたが、最近同年代だけではなく、うちの親も陸君推しです!というファンレターやMEZZO”のラジオにも2人のことではなく陸に関することも教えて!という質問も数多くきているというのを環が教えてくれた。 元々、センターなので回数的にはカメラに移される機会も多めではあったが、以前よりカメラが陸を映す回数は格段に増えた。