本発明に係るパイプカッターは、グリップ部及び該グリップ部の先両側壁が二股状に伸びて本体側開口部を有して対面する一対の側面視C字状先端部からなる本体と、当該一対の先端部間にリムを介して回転可能に装着された側面視C字状回転体と、当該回転体に摺動可能に装着された摺動体と、当該摺動体に装着された切断刃とから構成されてなるパイプカッターであって、前記本体の側面視C字状先端部にはラチェット係止爪が弾発して設けられていると共に前記回転体のリム内周面には前記ラチェット係止爪と係合するギヤが刻設されてラチェット機構を構成しており、前記回転体には一対のローラが前記本体側開口部に一部はみ出した状態で該開口部を望むように回動自在に軸着されており、前記摺動体内にはコイルスプリングが装着され、前記切断刃は前記開口部を挟んで一対のローラと等距離位置で対面して該コイルスプリングの中心軸線から横方向の離れた位置に位置付けられており、前記切断刃が前記開口部に挿入されて当該一対のローラに当接される被切断パイプを前記コイルスプリングの弾発力により前記中心軸と平行に連続的に押圧するようにしたものである。