「店員空間が狭い接触型店」の場合は、店員がじっと立って客待ち姿勢をしたり、早すぎる接客を開始したりして、「客を遠ざける店員のアクション」が生じやすくなりがちです。
しかし、この店の場合は、商品空間の半分がセルフ販売コーナーになっているために、客を遠ざける店員のアクションがコントロールされています。
セルフ販売コーナーに客がつくと、店員が通路に出てきて接客をしますが、この店員のアクションは、接客中の店員のアクションとなって、より一層通行客を引きつける効果になる場合と、なわばり主張のアクションとなって客を遠ざける場合があります。