こなしとしぐさ
しぐさとこなしについて話します。
しぐさとは、poseポーズのことで、動作を示します。
しぐさをマネキン、レイダウン、アウトフィッティング、フェイスアウトなどに使うことにより、どんなシーンに合う服なのかイメージできます。
例えば、ファッション雑誌を見ると、モデルはただ突っ立っているだけではないですよね?必ず仕草をしているはずです。
私が好きな仕草は、「靴紐が外れたかな?」と思って足元を見ている仕草です。
あの華奢でこなれた感じ、いいですね。。
対して、こなしというはのは、服を着こなすことです。
ただ単に服をそのまま被るだけでは、軍隊の朝礼風景になってしまいます。
そこで、こなしが登場、腕をまくったり、インナーとアウターをレイヤードしたりと、 着こなすことで個性を発揮できるのです。
服を着こなすことにより、かっこいい自分を発揮できます。
これがこなしです。
店内のマネキンやフェイスアウト、アウトフィッティングもこなしをさせてあげましょう。
こなしがないと、ただ単に重ね着しているだけになります。
服に着られているというよりも、服を着こなすようにします。
腕まくり、リムレイヤード、足まくり、腰巻き、肩掛け、バンバンやりましょう。
こなしがうまくなると、ディスプレイは生きて来るんです。
お客様がディスプレイを見て、「こんなカッコしたい?!」と 思うようになります。
店内のディスプレイ、まめに こなしとしぐさ入れて見てくださいね。