私たちの考えるVMDとは
VMDはディスプレイや演出のように、見た目を美しくする事だけが目的ではありません。
VMDには時代の変化を捉えて商品を魅力的にアピールする「デザイン的な感性」の側面と、店頭在庫をコントロールする陳列技術のように計数的合理性をベースに組み立てられる「科学」の側面があります。
VMDはショップスタッフが日々の業務として習慣化し、ブランドとしてシステム化され「オペレーションマネージメント」の一角をなすべきものです。
売りたい商品(MD)を、売れる時期(タイミング)に、快適な売り場(SD)で、魅力的に表現(MP)する事により、売り上げUPを図るというシステムがVMDです。
ですから、VMDの効果を十二分に発揮する為には、VMDを構成する,
MD(マーチャンダイジング)
MP(マーチャンダイズプレゼンテーション)
SD(ショップ・ストアデザイン)
それぞれが相互関連し一貫している事が不可欠です。しかし、残念ながら、そういう事例は多くありません。
弊社では、MD・MP・SDのそれぞれから多角的に、かつ一貫したコンサルティング・実践を行っています。
VMDは経営戦略の1つに位置づけられます。
VMDは経営戦略の一つに位置づけられます。企業理念に基づいて行われる組織的な活動であり、企業の独自性をもたらすことが出来るものです。
他企業との差異化をもたらす事は、その企業が市場に於ける持続的競争力を得る事になるのです。