動物(ペット)の環境保全に対しては常に万全を期しておりますが、航空機における輸送環境から動物(ペット)に対してストレス・悪影響を与える恐れがあります。
以下のとおり航空機における特殊な輸送環境をご案内させていただきますので、あらかじめご理解いただきますようお願いいたします。
(1) 温度・湿度
貨物室内は、航空機への搭載・取卸時に駐機場の環境(天候、温度など)の影響を受け、外気温に比べてかなり高温もしくは低温となる場合が考えられます。
また、到着時には急に外気にさらされるため、温度・湿度の変化がかなり大きくなる場合も想定されます。
(2) 照明(明るさ)
貨物室内は、飛行中に照明が消えるため暗室となります。
(3) 音
貨物室内は、飛行中および離発着時の機器操作音に加え、客室と同様に風切り音(地上では聞かない音)が聞こえます。
(4) 気圧
貨物室内は、飛行中おおよそ0.8気圧となります。
おおよそ2000mくらいの山頂で0.8気圧程度といわれており、 上昇中、下降中の気圧の変化で耳の機能などに影響を及ぼす可能性があります