椅子の前に座り、わたくしのスカートに口付ける。
エリス「スカートを上げて、シズク」
雫「え……でも、その……」
何故だか、言われたとおりにすると、エリスはショーツに唇を寄せてきた。
雫「エ、エリス?」
エリス「ワタシとじ~っくりと愛し合いたくてたまらなかったんでしょう? 全て分かっているわ」
雫「ぜんっぜん分かってまふぇーん!」
エリス「分かってる
雫「違いまふってばぁ」
スカートの裾を咥えているから、喋りにくいです。
わたくしはただ、エリスに冷たくしてしまった事を、謝りたかっただけなんです。
それなのに、ちっとも機会がないんだもの。
エリス「れろ……」
雫「ひぁっ、あ……っ」
ショーツに舌を這わせるエリス。
桃色の舌先がショーツを濡らしていく。
エリス「れろ、ちゅ……んぁむ……っ」
雫「エリス……んっ、下着が濡れてひまいまふ……あ……んっ」
エリス「シズクも濡らしてるから、そのカモフラージュで舐めてるの」
雫「ふぉんな心遣い、いりまふぇん」
濡れてるとか、どうしてそんな恥ずかしい事が言えるんですか?
それとも、エリスが普通なの?
わたくしが、恥ずかしがり過ぎなのでしょうか?
いいえ、そんな事はないはず……
エリス「ここ、シズクの匂いがする」
雫「!!」
エリス「すぅ……」
雫「匂いを嗅がないで下ふぁいっ」
だってこんな事恥ずかしすぎます!
エリス「こんなチャンスそうないんだから、嗅ぐに決まってるじゃない」
エリス「シズクのここ、フェロモンでいっぱいだわ?」
雫「良く分かりまふぇんが、そういったものれは、ないと思いまふ」
エリス「少なくとも、ワタシはクラクラしてる」
雫「エリフが、ちょっと特別というふぁけです」
エリス「とってもいい匂いなのよ?」
雫「し、知りませふぇんっ」