体験版でシーン1を全て試聴することが出来ます。
全編バイノーラルマイクで収録しています。
≪作品紹介≫
雨の日にしか姿を現すことが出来ない雨女、ヒサメ。
ヒサメは「あなた」に対してとても一途で、そして「あなた」もヒサメに対してとても一途です。
「私みたいな妖怪が、あなたの彼女で……ごめんなさい」
「こんなにも暗い性格をしているのに、なんであなたは、私のことを好きになってくれたのだろうと、不安になることがあります」
「私のことを、本当に大切にしてくれる人なんて、いないと思っていました」
ヒサメは自分が妖怪であることを非常に気にしています。
自分に自信がない上にずっと一人だったヒサメは、会話がとても苦手。
「えっと、えっと」「あの、あの」「ごめんなさい」が口癖。
褒められたり優しくされると困ってしまいます。
「髪を撫でられていると、なんだか、心の中がふわーってします」
「安心します。なんだか……あなたの隣に、私がいることが、許されているみたい」
「……身体が、ポカポカするのです」
「もっともっと、甘えたいです」
雨が降った日はおうちデート。
久しぶりに「あなた」と会えるのが嬉しくて、ヒサメは上機嫌です。
一緒に映画を観たり「あなた」に膝枕をしてもらったり……人恋しいヒサメは「あなた」にたくさん甘えてきます。
けれど、いつか雨は止んでしまいます。
「晴れの日に、他の女の子があなたと会話をしているんだなと思うと、気が狂いそうになります」
「私の知らないところで、あなたは他の誰かに笑顔を見せていると思うと、息をするのが苦しくなります」
「私も、晴れた空の下を歩いてみたいです」
自分に自信がない小さな女の子と過ごす、恋の魔法の物語。
ちょこっと喋るのが苦手な、自分に自信がないけど甘々な女の子をたくさん甘やかして、たくさん癒してあげましょう。