「さようなら…私、貧妖は、もうあなたの元を去ることにします・・・今夜24時までにご判断ください。
私があなたから離れることができるのも、その時間帯までなので。
というのも、その時間帯、神があなたに近づいているから。私は入れ替わる形であなたのもとを去る。
そうすれば心の貧しさとは無縁の人生も手にしていけるはず。これまでご迷惑おかけしました。
これまでの事の大半は私のせいでもあるので。
どうか私とは別の神により恵まれていってください・・・そして私とのことは24時までにご判断を」
静莉さんにはずっと【貧妖(びんよう)】がいた。
すみません、私も知りませんでした。
ご自身ではそんな実感はありますか?
「ずっと運に見放されていた」「心が満たされなかった」など。
通称貧乏神と言われる【貧妖】は、世界60億人において5割の方々に就いていると言われています。
ただ、誤解しないで欲しいのは【貧妖】は一概に悪い存在ではないという事。
でも、生活の足は引っ張ります。
これまでパッとしなかったのも、その影響は否めないでしょう。
ただ【貧妖】は今日を持ってあなたの元を去る決心をしました。
それはなぜか?
どうやら、先日起こった神の干渉が関係している模様。
先程からあなたの元に戻られた守護霊様方の動きも気になるところです。
もしかすると、他の精霊達が【貧妖】をしめだす形で今回の話にいたったのかもしれません。
ただ時間は「24時まで」です。
これを過ぎたら【貧妖】とさよならするのは難しいとの事。
この先、一生【貧妖】と付き合っていくのか、今回でお別れするのか…。
それはもうあなた次第です。
言うまでもなく【貧妖】と一生付き合う必要なんてありません。
明日は大安と一粒萬倍日が重なる縁日ですから、まさにお金のヒントを得るにふさわしい日と言えるでしょう。
【貧妖】が出ていくことで、暮らしもぐっと楽になるかもしれませんね。
もう一度言いますが「24時まで」、その分鑑定工程も少しだけです。
だからそれまでに1度、ご連絡ください。
間に合えば【貧妖】はあなたのもとから去っていきます。
頂きたいのは、あなたからの一言。
「さようなら」
そのように送ってもらえれば、【貧妖】とはお別れです。
この先、人生は長いです。
そして【貧妖】とのお付き合いは、今日で決まります。
24時までです。
静莉さん、大丈夫そうですか?「さようなら」の一言を。