どの取引先がどのように企業に利益貢献をしているかを分析
沢山購入してくれる取引先の利益貢献度が高いとは必ずしもいえません。
通常、取引高の高い企業ほど、利益率は小さくなります。ある卸売業の例では、月に100万円仕入れてくれる取引先Aと、月に50万円仕入れてくれるBの粗利高はほぼ同額です。
A:月100万円×粗利率10%=粗利高10万円B:月50万円×粗利率20%=粗利高10万円
販売先の利益貢献度ABC分析をすることで、どの顧客を中心とした営業政策を展開するかにより企業の利益高は大きく異なってきます。
販売先の利益貢献度管理をするのにも、まずは商品の販売分析が必要となります。