七瀬。天のことは心配するな。あいつの傍には俺と龍がいる。だから見てろ。俺たちを。先に逝っちまったこと必ず後悔させてやる。でも、気が向いたら天の夢にでもでてやってくれ。頼むよ。天は素直じゃねぇから代わりに俺が教えてやる。お前は天に愛されてた。それを忘れるな。 ―――――七瀬がしてきたことは絶対に消えないからな。誇りに思ってる。陸君。どうしてこんなことになってしまったんだろう。君たちは俺たちが辛い時も、誰よりも力になってくれたのに…。オレたちは、なにもその恩を返せていない。もっとこれからも仕事を沢山したかった。お酒も一緒に飲みたかった。口にしたらキリがないよ…。天のこと見守ってあげて。 ―――――陸君が戻る場所はこれからも変わらないからね。