One day 傷ついて
鍵かけた、夏の記憶
Starnight今日だけは
紐解いて そっと君を想う
煌めく星の川まで
手を伸ばして届くか、なんて
二人並んで夢見てたあの日には
戻れない
「もう一度だけ会いたい」
祈るように 何度も書いた
届かない短冊
笹の葉にそっと揺らめいて
流した涙の川を 溺れぬように必死で泳ぐ
岸辺に立って手を伸ばす君まで…
届かない
「もう一度だけ会いたい」
祈るように 何度も書いた
叶わない短冊
今夜こそ届くと 信じて
何度、何度、何度、飾って…
そうして君を想って
幾度目の夏が過ぎた
叶わない短冊
天の川渡って 届くように…
君に、届くように…
おわり