「くははははっ!! あぎひっ、ひぎいぃ!! ぐるじぃいぃ!! 死んじゃうから! ほんどじんじゃうがらあああ!! だじゅげえ゙え゙え゙ええ!!!」 性感とくすぐったさと苦しさ。その三重苦に桃の精神は壊されかけていた。こんなものを味わい続けて、正気でいられるわけがない。くすぐったい、くすぐったい、苦しいくるしいクルシイくるし―― 「――んああぁぁぁッん!! ふあああああッ!!!」 瞬間、桃の声の質が変わった。くすぐったさに苦しむ笑い声から、愉悦に満ちた喘ぎに。苦しさが限界を振り切った結果、タガが外れて刺激が全て性的興奮へと姿を変えたのだった。大きく開いた口から舌を突き出し、桃は恍惚の笑みを浮かべる。 それを待っていたかのようにゴルゴンが笑いながら呼び掛けてくる。 「なぁに、はしたない声をあげて。いったいどうしたというんですの?」 「はぁァッ、おねがいもっと! もっとくしゅぐってぇ!! 気持ちのいいとこもっとぉ!!!」 「あらまぁそんなに腰を振って。雌犬みたい。恥ずかしくないんですの?」 「なんでもいいよぉ!! はやくわたひのあそこをなんとかしてえええ!!」 涙と涎を撒き散らしながら懇願する桃に満足げな笑みを浮かべるとゴルゴンは桃の秘所に舌を這わせ始めた。 びちゃびちゃと濡れた割れ目を下から舐め上げるように、何度も何度も。全身を苛む刺激と合わさり、はちきれんばかりの快楽が桃の身体の中を濁流のように駆け抜けた。 「ふわああっ!! あははははっ、ぐひっひゃひゃひゃひゃ!! きひひっ……くる、きちゃうっ……! もぉ、きちゃ……ああああああッ!!」 溢れ出すものを抑えきれず、桃は絶叫と共に達してしまった。 股間から何度も潮が噴き出し、同時に垂れ流れた小水が太ももを伝って地面に染みをつくる。急激な脱力感とともに身体を駆け抜ける喜悦に、桃はうっとりと顔を綻ばせていた。 「はぁ……はぁ、ぁ……」 肩で息をしながら、桃はうつ伏せた姿でぐったりとしている。蛇達の拘束は外されていたが、起き上がる気力は今の桃には無かった。