・左図は、季節変動のある売上高(前ページの①)を平準化して、趨勢(傾向)を把握するのに活用します。
・移動平均推移
=年間売上高合計-前年当月売上高+当年当月売上高
1年をローリングして把握する方法です。
・右肩上がりの場合は、成長が維持されていることを意味します。右肩下がりの場合は、成長が低下していることを意味します。
・下図は年度別を横にプロットして、中期的な趨勢を把握します。
・売上高の公式(売上高=客数×客単価)より、<売上高><客数><客単価>を同一グラフにプロットすると、売上高を左右する変数である<客数><客単価>の推移が的確に把握でき、成長原因や低落原因の把握が容易になります。
・また<売上高><在庫高>を同一グラフにプロットすることで売上高と在庫の関係が迅速に把握できます。