航太(こうた) 16歳 高校一年生
紗耶香(さやか) 16歳 高校一年生
妙子(たえこ) 34歳 専業主婦
紗耶香「そうよっ!あたしはあんたが好きなのよ!悪い!?なんか文句ある!?」
紗耶香は彼女の特徴であるつり目の端をさらに吊り上げ、さらに彼女の一番の特徴でもある、腰まである長いツインテールの髪を振り乱しながら航太に迫る。
航太「わ、悪くもないし文句もないけど・・・そ、それって告白?」
紗耶香「あんた、耳ついてんの?誰がどう聞いても告白でしょーが!!」
航太「こ、こんな激しい告白聞いたことないよ・・・」
紗耶香「あーもう!男のくせにウジウジしちゃって情けないわね!で?そういうあんたはどうなのよ!?」
航太「へ?ど、どうって・・・」
紗耶香「あたしのこと好きかどうかって聞いてんのよ!あたしは自分の気持ちをあんたに伝えたんだから、あんたもあんたの気持ちをあたしに伝えるのが筋ってもんでしょーが!!」
航太「す、筋って、告白ってそういう理由でするものじゃないんじゃ・・・」
紗耶香「あーもうイライラするわね!!男ならハッキリしなさい!!あたしのこと好きなんでしょ?好きに決まってるわよね?ほら、早く好きって言いなさい!!」
航太「え、え、えええええええ!?」
紗耶香「なーにドン引きしてんのよ!!いっとくけどね、あ、あたしだって、は、恥ずかしいんだからね!!男のくせに、女の子に恥ずかしい思いさせるんじゃないわよ!」
航太