●Aランキング商品は、累積売上高構成比68%を占める商品群で構成されています。商品アイテムの構成比では15~20%を占めます。売れ筋で、在庫回転率が高い商品であるために、出荷ばかりでなく、仕入のボリュームも大きいアイテムです。そのために、出荷の際の商品の出し入れが頻繁に行われるアイテムです。
Aランキング商品を、荷揃えをする最前線に配置します。そうすることで、日々の倉庫人員の歩く歩数が大変少なくなり、短時間に品揃えが可能になります。年間にすると、大変な労働力の軽減(=時間コストの節約)になります。
●同じようにBランキング商品は、Aランキング商品の後方に配置します。
●同様にCランキング商品をBランキング商品の後方に配置します。
*Cランキング商品は、在庫回転率の低い商品のために、油断をすると、オーバー在庫になりがちです。できれば、棚を配置し、リーチイン方式(酒屋のビールのガラスショーケースと同じで、冷えたビールを効率よく販売するために、必ず、後ろから商品を補充をし、お客様が手にとるビールはいつも良く飲みごろに冷えている)を採用し、棚割を整理し、棚の後方から商品を補充をし、前から出荷していく方式を取ると良いでしょう。これにより、賞味期限の管理などの先入れ・
先出しが確実にできるようになります。(きちんとしたルールを作って、遵守することが大切です)
*問屋業などでは、このような整理ができていないところが、数多く見受けられます。