天がソロを歌い上げ、会場全体の照明がつく。ファンの顔もよく見えて、天は泣いているファンがいることに内心ほっとした。 これは、IDOLiSH7、陸の曲だ。天が歌うことに反発があるのでは、と反対したのだが。……歌って、良かった。叫びたくて、ちょっと怖くて。だけど踏み出せるはずだろう? 天。呼ばれた気がして振り返る。楽と龍之介がちょいちょいと手招きしていた。ふと見つけた小さな幸せを、教え合う。ひとりじゃ叶わない願い事、そろそろ描いてもいいでしょう? 響かせ合って夢は育つ。未来は無限だ。「今日は本当に、本当にありがとうございました!またいつか、お会いしましょう。……TRIGGERの、九条天でした!」