あの女の言った、本命に逃げられた、はドンピシャな表現なんだろうなぁ…。 一方で小夜はというと、モノローグの、どこが好きだったんだろう、「楽しかった」んだわ かぁ…。そうそう、それ読んで、楽しかったってホントかぁ? って思って、読み返しに行ったんでした。で、読み返すと、ほとんど仕事終わってからヤってるのみの関係だったけど、本当にそればっかじゃね?って感じだったんだけど、それでも楽しかったって思うって、どんだけ、まともな恋愛してないの、小夜ちゃん… って泣いちゃいそうなくらいでしたーーー。って思うけど、そりゃあまあそうかもねえ…。小夜からすると今までの男はきっと、自分の大事なものを理解してくれず、困る要求ばかりしてきたのではなかろうか。仕事とオレどっちが大事なの的なやつ。一方桐山は仕事も含めて(そりゃあそうだ同じ職場だし)小夜を大事にしている。 そんでもって、同じような思いを、桐山もしてきたのだろうと思う。性行為のみでオッケーな関係ってのは、両者にとって理想的な関係だったのだ。で、小夜が桐山を独占したくなってしまう気持ちというのはその均衡を崩すのに値することだったのかもしれない。と思うけど、桐山も相当独占欲あった気がするけどなぁ……。でも感情制御できてたからセーフ、的な? ってか、慣れないながら精一杯彼なりの普通のデートをしていたつもり、だったのかもだなぁとか思ったりしなくもないんだよなぁ…。 そしてラストシーンよ!!! 仕事場で、いつもどおり小夜と桐山がすれ違うあのシーン!!! の最後の微笑みのような桐山!!! 諦めのような、悔しそうにも見えるような、ロールシャッハテストよね!!! 読み手次第でどうにでも見える感じ!!! この先どうなるの? どうなっちゃうの!? もうもう気になりすぎて眠れなさ過ぎて(寝たけどwww 1時間くらいwww 眠いwww)気になりすぎて悶え苦しむー!!! ただ、恐らくまた復縁しそうな雰囲気はある。桐山の方が未練たらたらな感じがするから。手に入れた感がなかったからかなぁって思ったりもする。ってか、読み返してて、桐山側からすると小夜、ちょーひどくね、と思うんだよねー。押しに押しまくって落とした女だけど、なんか色々本気か真意を疑いまくられて、一旦、このままじゃ付き合えないって言ってきたから、必死に謝って関係修復して、その後、これからもよろしく、的なこと言ってたのに、すぐ後に、疲れてる的な感じで拒否されて、かーらーのー、その夜、突然今からヤれる? 的なメッセージ来て見てヤって、かーらーのー、あなたを好きになったから関係解消しますってええええええ!? ってなるよなぁと。まあ突然わかれるみたいのは桐山もやってそうだけどな。 でも、普通追いかける。むしろ追いかけろ。って思う。 どういう形で復縁するんだろー… きっとね、小夜が誰かと付き合うってなると、ちょー嫉妬しそう。例えば、高端とか…宗士くんあたりとか… でもそんな感じしないんだよなぁ… 多分一回、ゲームの関係を終わらせて、次は本気の恋愛関係をはじめるのかなぁというふんわりとした想像はしてる。 って、たった一話なのにこの文字数!!! 続きが楽しみだー 次はもうちょっと幸せな展開だといいなぁ…。