食品の「製品開発」と言うと理系の技術者が研究開発部門、製造部門で製品の素材、機能性、品質、安全性、生産技術など研究して製品をつくり出すことで、一方「商品開発」と言うと研究所で生まれた製品をマーケティング部門のスタッフがその製品の特徴を盛り込んだ商品コンセプトを開発し、パッケージ、ネーミング、宣伝を工夫してその魅力を高めお客様に買ってもらえるようにすることを指します。
魅力のある商品でないとお客様に買ってもらえませんので、「商品」がお客様にとって魅力的であることが大切ですが、それが成り立つのも元々の「製品」がお客様にとって価値のあるものであってこそです。 より買ってもらえる「商品」を生み出すためには製品開発と商品コンセプト開発がきちんと連携しなくてはなりません。