「掃除」は、見えないものを見えるようにする訓練です。
毎日同じ場所を何も考えずに同僚と会話しながら掃除をしても
訓練にはなりません。
「もっと汚れている場所はないか?」
「この裏側は汚れていないか?」
「昨日はこの部分を掃除したから、今日はここを掃除しよう」
「今日の作業では、この部分が汚れそうだな」
「明日使うこの設備を今日は重点的に掃除しよう」
「他の人が気が付かない場所はないか?」
「もっと綺麗にできる方法はないだろうか?」
単純な掃除という作業でも、このように想像力を使って考えて
行動し継続できる人は、仕事においても想像力を発揮できるので
問題発生を未然に防ぐことができます。
逆に何も考えずに行動している人は、問題が発生し自分自身が
困らないと問題に気が付く事ができないので、いつも問題への対応
で忙しくなり、全体的な仕事の効率も悪く、同僚からの評価も良く
なりません。
毎朝10分の掃除ですが、毎日想像力を訓練しながら掃除する人と
全くなにも考えずに掃除する人に差が出るのは当然です。
良い習慣が良い人格を形成し、よい運を運んできます。
当たり前のことを当たり前に継続できる人が、将来特別な人になって
いきます。
ぜひそのことを新人の頃から学び、継続することで仕事を通じて
立派な社会人になり、世の中に貢献できる人になって欲しいです。
よろしく指導お願いします。