前作のラストは、ミハンメンバーそれぞれの正義感のあり方を問いかけられるような終わり方でした。今回は、さらにそれぞれの正義感が強く出ているように感じますが、演じる時意識したことや感じたことはありますか?沢村さん この1年半の間に、AIという言葉がものすごく生活の中に浸透して、去年これをやったときよりももっといろいろなことが起こるんじゃないかなって、多分視聴者の方も感じながら見てくださると思うんです。でも、機械が決めることではなくて、やっぱりそこには人の感情だったりがあるというのが番組のひとつのテーマでもあるので、僕は前回演じている時もそうだし、今回はそれよりももっと強く、「許す」っていう行為の尊さとかというものを感じながらやっていこうかなと思っています。井沢は、あるものをきっかけに、終わっていたと思ったことが、まだ全然プスプスくすぶっていて、それにポンと火がついちゃったりするので、許せてないんですよね、いろんなことを。なので、許せるのか許せないのかっていうのがテーマになっています。個人的にはですけど。理想は、許せるのが一番尊いと思っているんですけど、人間なので、相手が誰かによっても許せる許せないが変わってくるだろうし、それを大きなテーマとしてやっていけたらいいなと思っています。なんか世の中自体が全部許さない世界になりつつあるので、横山さん 弱者を叩く。沢村さん うん。だから、AIっていう、本当に最新のものと、人の本当に大事な感情の部分とが一緒になったらいいなと思いながらやっていけたらいいなと思っています。横山さん 前回の前半の方は、井沢に対して嫌悪感というか、自分の中の考えとは違ったことを考えていると思ったと思うんですけれども、だんだん井沢さんがやってることを「正しいんじゃないかな?」「正しいんだ」「これが正義なんだ」と思えてきて、それで今回になって、やっぱり井沢さんの人間性に惹かれている分、間違った方向に行かせてはいけないという思いがひとつあるので、山内の信念でどうにかして向こうの世界に行かないように頑張らないといけないんだなと思ってます。本田さん 小田切はそうでもなかったです。前回と同じくらいですよ(笑)。沢村さん 今回はもっと出てくるよ、きっと。本田さん アクションが増えてるっていうことは、それだけ正義感が増えているということかもしれないですね。沢村さん ラブもあるからね。ホント。本田さん どうしよう、緊張する(笑)。