「〜と申しております」は正しい?使い方や例文『申す』という言葉は自分や自分の身内に対して使われます。ここで言う”身内”は血のつながりがある親族だけでなく、社外の人と接する時に自分の会社に属している全ての人をしまします。社外の人に向けて『自分の身内が言っている』ということを伝える時に『~と申しております』と使われます。たとえば『うちの○○部長がまた一緒に食事に行きたいと言っていました』ということを伝えたいのであれば『弊社部長の○○が、ぜひまたお食事をご一緒したいと申しております』と伝えます。また、『~と申しております』を自分自身について使う場合は少し緊迫した場面が想定されます。『~と申しております』つまり『~と言っています』と使うのは『~と言っているじゃないですか』と相手に対して攻撃的な発言をしていることと同じです。『それは誤解であると申しております』とすれば『だからそれは誤解だと言っているじゃないですか』と言っているのであって、言葉に苛立ちや焦りなどネガティブな感情が出ていると言えるでしょう。