小津の悪しき企みが迫りつつあるが、そうとは知らない吉乃と霧島。大学の見学を終えた翌日、吉乃は霧島を誘って水族館に来ていた。デートと似たようなものと話す吉乃は、霧島の誕生日から様々なことを尋ねる。だが、霧島はどんな質問に対しても、今までのように能面のような笑みで、嘘か本当か分からない言葉を返すのみ。その頃、小津から脅された菜緒は、清掃作業にも出ずに何かをしていた。同級生達が良からぬ噂をする中、小津だけは何も言わず醜悪な笑みを浮かべていた。 【怒れる吉乃】一方、吉乃は霧島が本当のことを話さないと分かり、話を切り上げようとする。しかし、まさかの霧島が吉乃の手を掴んで引き止める。けれど、突然、霧島のスマホが鳴り響き、画面を見た霧島は再び能面のような笑顔で用事が出来たと水族館デートを打ち切る。その後、自宅に戻った吉乃は、鳥葦へ連絡を取る。鳥葦がマンションを見張るという中、吉乃のスマホへ誰かからメッセージが入る。それを見た瞬間、ブチギレる吉乃は自分が行くと告げて電話を切って戦場へと向かうのだった。