その言葉に挟まるカミシオリ
まっさらに染まってく夏心
いつの時も私のすぐ近くでは
深く息をしている
この心の中では私だけ
そこに残されてると思う程
その記憶の中では少し優しい微笑み
いつでも歩けば
何度もしゃがみこんでた
この手握ってくれた優しい温もり
その場面にいくつも花吹雪
やむこと無く続いた蝉の声
まだ何も疑いもしない
小さな私が映っている
そこにたくさん並ぶ影法師
私の見たことない人の顔
どれもそれも変わらず
すごく眩しい輝き
何度だって時を越えページをめくれば
数えきれない
色あせても消えること無く続いてた
淡いカゲロウ
その言葉に挟まるカミシオリ
まっさらに染まってく夏心
いつの時も私のすぐ近くでは
深く息をしている
この心の中では私だけ
そこに残されてると思う程
その記憶の中では少し優しい微笑み
いつしか自分の前ばかり見て歩いた
遠いカゲロウ振り返ることもせずに
その言葉に挟まるカミシオリ
まっさらに染まってく夏心
いつの時も私の記憶で
息をして見守っているよ
まだ私の中では手を握って
その言葉に挟まるカミシオリ
まっさらに染まってく夏心
いつの時も私のすぐ近くでは
深く息をしている
この心の中では私だけ
そこに残されてると思う程
その記憶の中では少し優しい微笑み
いつの日でも強く握り返していた
近い温もり
止まること無く歩いていた
日差しの向こう 遠い私に
何度だって時を越えページをめくれば
数えきれない
色あせても消えること無く続いてた
淡いカゲロウ