2020東京五輪のエンブレムに関する設計競技が、応募104案のうち1点しか公開されないまま、白紙撤回されました。プロフェッショナルたちによって競われた最初の競技がいかなるものであったかを公表することは、グラフィックデザインが広く理解されるためにも、五輪エンブレムの今後を考えていくにも、貴重な資料の提供になるはずです。そこで、次点と公表されたのち、一部が出所不明の漏洩にも見舞われた自作案を、著作権が手元に戻ってきた現時点で、可能な限り忠実に公開します。(発表内容を個人に帰属する制作物の範囲内にとどめるため、...