雪穂はその事情を知ってか知らずか言葉を流す。
「きれいだね」
雪穂は西からかかる赤に染められながら視線を自身の足元へ移す。
「……、そうだね……」
なにがきれいなのか、と言う莫迦なことなどは訊けず平凡を装い返事だけをする。
そんな震えるだけの私を再び沈黙が襲う。
私達を乗せた観覧車は内部の時間を止めながら頂上へ登りきる。
そして、登り疲れた観覧車はキィキィと音を鳴らし歩みを止めてしまう。
77 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 12:39:35.96 ID:MxskVZey0
私と雪穂は目を合わせ、改めて事実を確認する。
「止まっちゃったね」
私と雪穂は安易な展開に苦笑する。
「なんて言うか……、ベタだね」
「凛さんと真姫さん、大丈夫かな……」
「2人なら今頃イチャイチャしてるよ」
「……」
イチャイチャ、と言う言葉に雪穂は俯いたまま反応しなかった。
円運動の遠心力も去っていき、ここが2人だけの世界であることを知らせてくれた。
78 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 12:40:39.61 ID:MxskVZey0
ならば私は……。
どの案がいいか>>+1-5くらいまでの意見を参考にしたいです
1 雪穂を押し倒し無理やりキスをする
2 雪穂を押し倒してキスしていいか尋ねる
3 雪穂に触れるように優しく抱きつく
4 雪穂にリベンジ告白
5 その他の案
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 12:47:07.96 ID:2Ade+4dsO
4で
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 12:48:32.01 ID:Hj0o1cYRO
3
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 12:51:32.37 ID:DTpVClkgo
2
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 12:59:48.24 ID:0lkMdwcP0
3
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 13:17:30.46 ID:ZN6vwOusO
3
84 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 14:29:05.88 ID:MxskVZey0
先にコンマ判定します>>+1
偶数 成功パターンA
奇数 失敗
ぞろ 成功パターンB
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2015/05/01(金) 14:32:56.44 ID:YijJYuR30
はい
86 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 15:52:44.06 ID:MxskVZey0
「雪穂……」
私はゆっくりと立ち上がり覚束ない足取りで雪穂の左隣に坐する。
雪穂は姉妹のキョリを保つように右へ右へと腰を寄せていく。
それを許すわけにはいかない、と雪穂の対人意識の膜を破りキョリを詰めていく。
雪穂の顔は紅く染まりながらもピントを私の顔にあわせる。
「お姉ちゃん……」
「雪穂、私は怖くないよ。だから……」
――だから、ひとつになろう。
87 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 15:57:41.47 ID:MxskVZey0
私は顎を雪穂の左肩にのせ、身体の重心を少しだけ浮かせつつ両腕でやさしくやさしく包んだ。
それに対し、おそるおそる私の腰に周ってくる手が答えを示した。
「お姉ちゃん、私の話聞いてくれる……?」
腰に周った手の小刻みな震えも心地よく感じられる。
雪穂は自身の声の震えに戸惑いながらも私の欲した答えを与えてくれた。
――μ’sの高坂穂乃果が。
――自慢の姉の穂乃果が。
――そして、愛してくれる私が……。
そうか、そうなのか。
もう答えは分かっているのなら。
もう2人がひとつになったのなら。
仮に雪穂がいまだに答えが分からないのなら、私の答えを与えてしまえ。
そこに問いは必要なかった。
88 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 16:02:01.83 ID:MxskVZey0
私の唇と雪穂の唇は狂おしいほどやさしい引力に吸われていき、ようやくひとつになった証を得たのだ。
もう如何なる者にも邪魔も許さず、互いの味を覚えていく。
互いに求めあい、最早呼吸がまともにできていないことも、2人の合わさった唾液の迸りも気づかない程であった。
しかし、観覧車の扉が開く音が世界を外界へと繋げてしまった。
私達は観覧車が下りていることにすら気付かなかったらしかった。
地上に降りた途端、後輩の2人が駆け寄ってくる。
私と雪穂は水平線に浮かぶ赤光に手を振り別れを告げた。
89 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 16:06:31.21 ID:MxskVZey0
凛「それにしても驚いたにゃー」ニヨニヨ
真姫「からかわないの!」
穂乃果「……///」プシュー
雪穂「面目ないです……」ボンッ
真姫「まあ本人達が満足なら、ぷふっ」
凛「あー! 真姫ちゃん笑ったにゃー!」
真姫「だって……!」プルプル
凛「2人とも幸せそうで何よりです」シミジミ
90 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 16:21:04.79 ID:MxskVZey0
真姫「でも本当に驚いたわ。穂乃果と雪穂ちゃんがそういう関係だったなんて……」
穂乃果「でも本は真姫ちゃんのせいなんだからね!///」
凛「真姫ちゃん、雪穂ちゃんにも謝っておいた方がいいと思うよ?」
真姫「悪かったわよ!」
雪穂「どういうことですか?」ポカーン
穂乃果「あの日の言動は私のせいじゃなくて真姫ちゃんの仕業だったってことだよ!///」
雪穂「私、真姫さんのファンやめてお姉ちゃんのファンになるー♡」ギュー
穂乃果「もう雪穂ー! 恥ずかしいからやめて///」イヤイヤ
雪穂「仕返しだー!」モミモミ
穂乃果「ひゃあ!///」
真姫ちゃんは燃え尽きた。
91 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 16:22:05.16 ID:MxskVZey0
絵里「」
希「何があったん……?」ポカーン
花陽「きゃああああ! かわいい! かわいいです!」キュンキュン
絵里(亜里沙……。って私は何を考えてるのよ///)ブンブン
希「えりち?」
92 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 16:22:41.17 ID:MxskVZey0
―部室―
海未「」ポカーン
ことり「」ポカーン
にこ「」ポカーン
にこ「……、ごちそうさまでした」
海未「穂乃果と雪穂は天使でしたね……」
ことり「ハノケチェン……」
96 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 20:48:29.99 ID:MxskVZey0
―デートから帰宅後、お風呂―
穂乃果「あ゛~……、きもちい~」
雪穂「お姉ちゃん、狭いからもっと奥いって」グイ
穂乃果「何ー? 生意気なやつめー」ギュー
雪穂「……、もう……///」ギュー
穂乃果「……///」
雪穂「今度は私からキス……してもいい?///」
穂乃果「その……、お手柔らかにお願いします///」モジモジ
雪穂「し、失礼しまーす///」スー
穂乃果「……」ドキドキ
97 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 20:52:49.73 ID:MxskVZey0
雪穂「んっ……はむっ……んちゅ……///」
穂乃果「はむっ……んっ……んくっ……///」
雪穂「ぷはぁっ!///」
穂乃果「はあ……はあ……///」トロォ
雪穂「続きは私の部屋ね……///」
穂乃果(雪穂の部屋……///)ブクブク
98 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 20:57:30.58 ID:MxskVZey0
雪穂「お母さんお風呂上がったよー」
ほのママ「あれ? 穂乃果もついさっき風呂出てきたけど一緒に入ったの?」
雪穂「まあ、うん///」
ほのママ「仲いいのはいいことだけど穂乃果が妹離れできなくなっても知らないよー」
雪穂「大丈夫じゃないー?」
雪穂(ずっと一緒だからね♪)フンフーン
ほのママ「変な子……」
99 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 21:00:44.03 ID:MxskVZey0
―雪穂ルーム―
穂乃果「雪穂ー?」コンコン
雪穂「どうぞー」ゴローン
穂乃果「おじゃましまーす」ガチャ
雪穂「ささ、ベッドにお入り下さいお姉さま♪」
穂乃果「雪穂殿ー!」ダーイブ
100 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 21:06:21.48 ID:MxskVZey0
雪穂「……」チュ
穂乃果「もう雪穂ー///」
雪穂「……、しよっか?///」
穂乃果「今回はお姉ちゃんがシてあげるよ」ニコ
雪穂「初めて、だから。やさしくおねがいします……///」カァ
穂乃果「じゃあおっぱい見せて?」
雪穂「うん……///」スルスル
102 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 21:16:25.13 ID:MxskVZey0
穂乃果「やっぱりよせてあげてると違いますねー雪穂さん?」プニプニ
雪穂「つっつくな!///」
穂乃果「はいはいごめんなさい」ニヤニヤ
雪穂「ブラもとるね?」カチ
穂乃果「雪穂っぱいちゃん、初めまして! 穂乃果だよ!」
雪穂「ちょっぷ!///」ペシ
穂乃果「いたっ」
105 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 22:33:08.97 ID:MxskVZey0
穂乃果「触るよ」スッ
雪穂「うん……///」コクリ
穂乃果「綺麗だよ……」サワサワ
雪穂「んんんっ///」ゾクゾク
穂乃果「?」
雪穂「もうちょっと強くして……?」
穂乃果「こう?」モニュ
106 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 22:37:02.72 ID:MxskVZey0
雪穂「お姉ちゃん、お姉ちゃんっ……」ハアハア
穂乃果「ふふっ、聞いてないや……」
雪穂「ちくびっ、ちくびもっと!」ピク
穂乃果「じゃあ……、頂きますっ」ハム
雪穂「んっ……、くすぐったい」
107 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 22:45:44.08 ID:MxskVZey0
穂乃果「んちゅっ……、おいひい♡」
雪穂「お姉ちゃん、赤ちゃんみたい」ナデナデ
穂乃果「右乳首ばっかりいじったから左乳首が拗ねてるよ」コネコネ
雪穂「くぅっ!///」
穂乃果「そろそろアソコを見せて貰おうかな~」
雪穂「ん……、分かった……///」スルスル
108 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 23:12:56.06 ID:MxskVZey0
穂乃果「ほえー」ジー
雪穂「あんまりじろじろ見ないでよ///」サッ
穂乃果「隠さないでお姉ちゃんに見せてごらん」グイ
雪穂「や、やっぱり電気消そっ!///」アセアセ
穂乃果「大丈夫、きれいだよ。ここだってかわいい」ハム
雪穂「っ!?」ビク
雪穂(なにこれぇ?///)
穂乃果「ぷはぁっ! ここはクリトリスっていうんだよ?」クリクリ
雪穂「……っ! くぅっ……!」ビクビク
109 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 23:21:54.02 ID:MxskVZey0
雪穂「そ、それくらい知ってるよ!///」
穂乃果「でも弄られたのは初めてでしょ?」クリクリ
雪穂「うっ……! うん……///」
穂乃果「よろしい♪ じゃあイクのも初めてだね」
雪穂「……」コクリ
穂乃果「濡れてる……。指、いい?」
雪穂「いいけど……。やさしくシてよ?///」ウルウル
穂乃果(理性保てる自信ないよ……)ギラギラ
110 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 23:26:32.83 ID:MxskVZey0
穂乃果「じゃあ人差し指入れるね?」
雪穂「……///」コクリ
穂乃果「痛かったら言ってね?」ヌプ
雪穂「んんっ!///」
穂乃果「第一関節まで入ったけど大丈夫?」
雪穂「はぁーっ……はぁーっ……」コクコク
穂乃果「ゆっくりかき混ぜるよ」クチ
雪穂「はぁっ……んくっ♡」
111 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 23:32:30.27 ID:MxskVZey0
雪穂「おねえ、ちゃんっ……」
穂乃果「痛かった……?」
雪穂「ううん。お姉ちゃん左手あいてる?」
雪穂「私の手、握っててほしいんだけど……///」メソラシ
穂乃果「はい」ギュ
雪穂「ありがとうお姉ちゃん」ギュ
112 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 23:39:31.71 ID:MxskVZey0
穂乃果「指動かすよ」クチッ
雪穂「っ……、うん」
穂乃果(雪穂、気持ちいいかな?)クチュクチュ
雪穂「もっと、中にっ……///」ギュウ
穂乃果「じゃあ根元まで入れてみる?」
雪穂「キてっ……///」
穂乃果「分かった……」
113 : ◆NL8WvejZ.U [saga]:2015/05/01(金) 23:43:06.78 ID:MxskVZey0
穂乃果「痛かったら言っていいから」ヌププ
雪穂「っつ! ちょっと痛かったかも……!」
穂乃果「休憩する?」
雪穂「続けて?///」
穂乃果「じゃあ、痛かったら手をぎゅーってして?」
雪穂「うん……///」
114 : ◆