仕入先を開拓せずともネット通販事業を開業できる仕組みがドロップシッピングだ。この仕組みは取次店制度に似たものでドロップシッパーと呼ばれる売り手は商品提供会社から商品情報をもらいサイト上で販売を行う。ドロップシッパーは基本的に在庫を抱えることがなく、注文を受けると受注情報を商品提供会社に発信。商品提供会社がドロップシッパーの名義で(そうでない場合もある)発送や代金回収を行う。つまり、ドロップシッパーはネット上で販売だけに専念すればいいというわけだ。アフィリエイトとの大きな違いは、サイト内で購入まで持っていかないといけないということ。その分手数料は、アフィリエイトが数
%なのに対してドロップシッピングは20%前後と高い。近年では商品提供会社とドロップシッパーの間に立つ便利な仲介会社(ドロップシッピング・サービス・プロバイダー=DSP)が登場してきており、ドロップシッピングを行う敷居が下がっている。