LUKA INTERVIEW
自然体で、軽やかに。琉花さんの“美”をつくっているもの。
ファッションモデルとしてだけでなく、PVや映画の出演も話題となり、幅広いジャンルで活躍している琉花さん。高校生活のことや本格的に撮っている写真のことなど、琉花さんの“今”を語ってもらいました。
琉花LUKA
幼いころからモデルとして活動し、多くの雑誌で表紙を飾るほか、資生堂「マジョリカマジョルカ」でイメージキャラクターを務めるなど、幅広く活躍。9月26日に公開された映画「GONINサーガ」にも出演、女優としての顔にも注目が集まる。
LOWRYS FARM X LUKA
琉花さんのスタイルはこちら!
「普段の自分とは少し違う、新鮮なスタイルです。今季は特にミリタリーテイストのものは気になっていたので、実際に着てみてMA-1がほしくなりました。上下ホワイトのコーディネートにもベストマッチ」
モノトーンでまとめる
シンプルなファッションが好き
――琉花さんの普段のファッションについて、教えてください。
琉花:ワードローブは白か黒か、というくらい持っているアイテムの多くは、シンプルでベーシックなものばかりです。
――シンプルなアイテムで、どんなコーディネートをしますか?
琉花:白のトップスに黒のスキニーパンツとか、黒のTシャツとデニムにスニーカーといったスタイルが定番ですね。いや、定番というよりほとんどかも(笑)。レースやフリルは、どうしても似合わないんですよ…。
――今、高校3年生とのことですが、学校の友達ともファッションの話で盛り上がったり?
琉花:学校は私服なのですが、ファッションの話…あまりしないですね。でも、見ていてみんな超おしゃれだなと思いますよ。
自分の個性とか似合うものを知っていて、それぞれのおしゃれを楽しんでいる感じ。すごく刺激をもらいますが、でもやっぱり私は、学校に行くときも…極力シンプル(笑)。
――シンプルスタイルが本当にお好きなんですね(笑)。シンプルな服は、着方によっては、地味にもなってしまいますが、琉花さんが心がけていることはありますか。
琉花:三つ編みにしたり、まとめ髪にしたり、ヘアスタイルで遊んで、全体の印象が地味にならないように気をつけています。あとは、リップだけヴィヴィッドな色にしてアクセントにしたり。
――私服通学は、ファッションセンスが磨かれそうですね。
琉花:普段はそうかもしれませんが、テスト前とかは、私含めてみんなひどいんですよ。上下ジャージ、上下スウェット、ほとんどパジャマみたいな格好の人も(笑)。私もテスト前は相当ゆるゆるした格好をしています。
――最近購入したものは何かありますか?
琉花:洗いも加工もかけていない細身で固い“リジッドデニム”が気になっていて、最近買いました。そのデニムにTシャツ、マーチン、黒のリュックが最近のお気に入りのコーディネートです。
――パンツスタイルが多いのですか?
琉花:そうなんです。自転車によく乗るからかな。
写真は、フィルムで撮る本格派!
被写体を探しに、自転車に乗って。
――インスタグラムで見ました。白い自転車ですよね。
琉花:あ、あれはハンドルだけ撮ったので白いのですが、実はとても派手な自転車なんです。パーツごとに色を選べたので、ハンドルは白、本体はピンク、タイヤの外側は白、内側はパープルっていう(笑)。服とは違って、ものすごくカラフルです。
――自転車では、よく出かけるのですか。
琉花:はい。ほとんど毎日乗っています。体を動かすことも好きなので、どこへでも自転車で移動。私のショッピングエリアは、渋谷と原宿が多いのですが、買い物も自転車に乗って行きますよ。
――アクティブ派なんですね。
琉花:そうなんです。カメラも毎日持ち歩いているので、自転車に乗りながら、気になる景色があったら、止めて撮る。この時間がすごく好きです。
――カメラはいつ頃から持っているのですか?
琉花:中3です。父がカメラマンなのでその影響もあって、父から譲り受けたカメラで、撮り方も教えてもらっていたら、写真が本当に好きになりました。
――インスタグラムにも素敵な写真がアップされていますよね。
琉花:あれは、フィルムで撮っているんです。
――そうなんですか! 本格的ですね。
琉花:父の暗室に入って液体につけて焼いて…最初は、全然うまくできなくて、「何も映ってない!真っ黒!」ということもありましたが、何が映ってるかわからない、というのもおもしろくて。暗室での黙々とした作業も大好きなんです。
――どんな写真に興味がありますか。
琉花:友達と写真を撮り合ったりするのも楽しいですけど、ひとりで撮るときは人よりも風景を撮ることが圧倒的に多いです。
きれいな光を感じたり、光の反射でいつもの風景が違う光景に見えたときに、「撮りたい」と思います。どちらかと言うと、あまりパキっとした色合いのものよりも、ふわっとした雰囲気の写真が好きです。学校にもカメラ好きの友達がいるので、この間撮影旅行に行ったんですよ。
――どこへ行かれたのですか?
琉花:渓谷で有名な山梨県の尾白川です。川に入って遊んだり、写真を撮ったり、楽しかったな。
――作品は、カメラの師匠でもあるお父様には見せるのでしょうか。
琉花:やだやだ絶対見せません!(照)
好奇心の赴くままに。
いろいろなことにチャレンジしたい。
――生後3か月からモデルをされているとのことですが、17歳の琉花さんが今感じているモデルの仕事の楽しさはどんなことでしょうか。
琉花:いろいろな場所に行くことができて、さまざまなプロの方と仕事をすることで自分の世界が広がっていくことが楽しいです。毎回、知らなかったことを学べて、ファッションやメイクを通して、新しい自分に出合えるのも刺激になります。
――“美”のために毎日の日課にしていることはありますか?
琉花:お風呂に入ったあとのストレッチぐらいかな。中3までバレエを習っていたのですが、そのときは180度開脚も余裕できるくらい柔軟性があったのですが、やめたらすぐに固くなってしまって。今少しずつ取り戻しています。
――今後チャレンジしてみたい仕事は何でしょうか?
琉花:お芝居もやりたいですし、いろいろなことに挑戦してみたいと思っています。自分の写真を掲載する機会をいただくこともあるのですが、写真も長く続けてもっともっと上達したいですね。
――プライベートでやってみたいことはありますか?
琉花:そうですね…キックボクシング?(笑)
――また意外な(笑)
琉花:習っている友達の話を聞いていたら、「私もやってみたい!」と。仕事でもプライベートでも今はとにかく好奇心の赴くままにたくさんのことにチャレンジしてみたいです。