POPの書き方
POPは、お客様が商品を購入する一押しをしてくれる最後の広告手法です。
メーカーから提供されたPOPをつけるのもよいですが、
顧客心理を一番知っているのはやはり販売員。
そんな販売員がPOP自ら書くということは、鬼に金棒。
常日ごろからPOPを書くくせをつけましょう。
さて、POPの書き方は以下の通りです。
まず、何秒でPOPを読んでもらうか、秒数を設定します。
5秒、10秒、15秒・・・と売場や商品によって違います。
例えば、20秒なら60文字くらいです。
特に量販店の場合はものすごい数の商品がありますので
短めに設定しましょう。
量販売場5秒、ワイン売場10秒、ジュエリー専門店20秒etc。
商品を決めたら、訴えるポイントを列挙します。
なるべく単語、または体言止めで書き出します。
それが、お菓子なら
・ワインカヌレ(商品名) ・フランスブルゴーニュ生産
・岡田ソムリエ推薦菓子・紅茶にぴったり
・やや甘みがあり、しっとりした舌触り ・1個350円
・フローフードの立役者 ・忙しい女性の日常の合間に最適
・リラックスさせるお菓子 ・お客様に出すものもいい ・中元にもいい
・・・
あらら、列挙したら言いたいことがいろいろありますね。
でも、そのままPOPに書くと文字が多すぎて読む秒数が長くなってしまいます。
15秒に設定したのなら、15秒で読める字数にします。
そこで、訴える頻度が低いものをカット。
このお店は若いOLがよく来ているお店なので
・ワインカヌレ(商品名) ・フランスブルゴーニュ生産
・岡田ソムリエ推薦菓子 ・やや甘みがあり、しっとりした舌触り
・1個350円 ・忙しい女性の日常の合間に最適
というように、若いOLに合った文字を抜き出します。
そして、文字と文字を文章でつなぎ合わせます。
文章は、あなた次第。
クリエイティブを発揮させてください。
例) 「ワインカヌレ」 1個350円
忙しいあなたに甘いひととき。
岡田ソムリエオススメの
ワインの本場ブルゴーニュ生まれのお菓子。
しっとりとした舌触りが、
仕事の疲れを癒してくれます。