「イノベーター」の研究はRogersの普及論に端を発した考え方で、市場導入の早い段階で商品を購入する層を指す。Rogersは消費者が商品を導入していく速さの違いを正規分布になると捉え、初期導入者の2.5%をイノベーター、その次の13.5%をアーリーアダプター、次の34%をアーリーマジョリティ、次の34%をレイトマジョリティ、残りの16%の人をラガード(採用遅滞者)と命名した。このイノベーター理論を応用し、新製品需要予測に生かそうとした研究としてはRobertson※2やBassなどがよく知られている※3。イノベーターのプロフィールについては、デモグラフィック要因やライフスタイルで一般消費者と識別するのは困難であるとする研究が多い