朝になり全員が少々気まずい雰囲気で朝食をとっています。恋(体は愛)は耐え切れず、恒に今日の予定を尋ねると今日は愛ちゃんも参加できる体験教室に行くつもりだと言いますが、恒の恋(体は愛)に接する雰囲気が何時もと違うことに恋(体は愛)は気が付きました。恋(体は愛)と恒が話していると突然、襖が開いて憂成が現れ、「もう出られるの?」と二人に尋ねる憂成に対し、恋(体は愛)がドギマギした様子で返答しています。その姿を見て、恒は恋(体は愛)を呼んで「愛ちゃんが好きな人はお兄さんなの?」と尋ね、昨夜の二人を見ていたことを打ち明けました。何も知らない恒は必死でごまかそうとする恋(体は愛)に、「報われない恋はやめて俺にしなよ、大事にするから」と告白します。恋(体は愛)は「恒のことをそういう感じには見られない」と断りますが、恒は引き下がらずに「これからは見て、返事はそれからでいいから」と言います。体験教室で恋(体は愛)は周りから見たら、妹の愛にしか見えないし、元の恋に戻れる保証もないし、このままだったら、本当に報われない恋になってしまうと思うと悲しくなってきました。そんな中、体験教室で、ブレスレットを兄の憂成に作ってもらった愛(体は恋)は兄を憂成と呼び捨てにして、しかも大事にするとはしゃいでいます。恋(体は愛)は今なら、愛が他の女の子になりたりと思っていた気持ちがよくわかると思ってしまいました。そんな沈んだ恋(体は愛)を見て、恒は元気づけたり、教室で作った貝殻のヘアゴムを恋(体は愛)にプレゼントします。恋(体は愛)と恒の仲睦まじい姿を憂成は見つめています。