ヴィジョンオブヨガ台北2015前期四日目 2015.9.7
私達は常に“良い”先生を求めている
私達は常に“良い”ワークショップを探している
東に良い先生がいると聞けば走り
西に良いワークショップがあると聞けば参加する
「“良い”先生とまだ出会えていない」
「“良い”先生を探している」という声をヨガでよく耳にする
では、“良い”先生とは一体どんな先生なのか?
その先生の元で学べば、サマディに最速で連れて行ってくれる?
その先生と一緒にいれば、日常の嫌なことを忘れられる?
その先生は欠点一つない聖人であるべき?
人生という旅で、何が幸せか知らないまま、しかし幸せになりたいと願いながら、もがき苦しんでいるように
ヨガという旅で、何を学びに来たかしらないまま、“良い”先生を探しながら、不平不満を口にする、
なんだか似ていないだろうか?
インドの諺に「生徒の準備が出来た時、師は自ずと訪れる」とある
“良い”先生に出会えていないのではなく
自分がまだ生徒としての準備ができていないから
“良い”先生に出会っても、気付けていないだけではないのか?
私達は一度でも自分は“良い”生徒であるか、を考えたことがあるだろうか?
私達は一度でも “良い”生徒になりたい、と願ったことはあるだろうか?
私達は一度でも “良い”生徒とは何か、に思いを馳せたことがあるだろうか?
そんな“生徒の資質”といったお話からヴィジョンオブヨガ台北2015前期の4日目は始まった